コミックマーケット 101
ゲーム(ネット・ソーシャル)配置担当　一言コーナー

『ウマ娘』 が独立ジャンルとなったため少し寂しくもありますが、今回は隣接しているため、一人暮らしをすると言って出て行った子供が隣の部屋に引っ越してきた感じになっています。隣のジャンル335「ウマ娘」ともどもよろしくお願いします。

申込が多いタイトルです。1位『ブルーアーカイブ』、2位『原神』、3位『アークナイツ』、4位『プロジェクトセカイ』です。それぞれ前回よりも申込数が増えており、1位と2位が入れ替わった点については、紳士が多かったんだと思われます(続く)。

申込が増えたことは喜ばしいことなのですが、前回同様、頒布物概要やサークルカットの記載が甘いため、どうしても「分類不能」となる申込が増えております。頒布物概要の書き方を改めて確認願います。

主人公ですが「男性(空)」か「女性(蛍)」かを明記してください。「主人公」や「旅人」とだけ書かれると、どちらの性別か判別がつかないため、男女カップリングと百合が混在するようなケースが発生し、希望に沿わない配置となってしまう可能性があります。

アンケートで問い合わせを頂いた内容について返答させていただきます。新規参入の多いジャンルでもありますので、わからない事はアンケートへご相談ください。

リリース当初から、ボーカロイドとの区別が難しいとの声が多く寄せられていました。現在、ボーカロイドというよりはオリジナルキャラが中心として作品が構成されていますので、ジャンル312「ゲーム(ネット・ソーシャル)」で申込ください。

前回、当ジャンルとジャンル211「ギャルゲー」の申込数が五分五分だったと発表しましたが、今回も五分五分でした。居心地が良い場所を模索していきたいので、是非アンケートで意見をいただければと思います。

ほのぼの系の作品の中に成年向けの本が頒布されている。百合の並びなのに男女カップリングのサークルが混ざっている。キャラ本やオールキャラ本が混在している等、配置上の分類が正しくないという意見が多く寄せられております(続く)。

ご指摘の内容は真摯に受けて止めておりますが、これらの原因としましては、分類不能の申込が大変増加しており、頒布物概要による分類ができず、サークルカットのみで寄せた結果が原因と認識しております(続く)。

「原神本予定」「アークナイツのイラスト本」「ブルアカのエロ本」「ホシノのいちゃいちゃ本」とだけ書かれているサークルを集計すると、該当作品の30％近くを占めるという作品もあります(続く)。

配置をする上で、これらはぎりぎり作品が判別できるだけであり、頒布物の傾向については分類不能となります。これらの分類不能の申込を作品内における「オールキャラ」とすると、もはや分類の体をなしていません(続く)。

そのため、「オールキャラ」と明記して頂いてるサークル以外の分類不能なサークルは、サークルカットでキャラ寄せをする形になってしまうため、頒布物概要の記載を強くお願いします。改めて、頒布物概要の書き方を記載します。

いくつかの作品で、ロリキャラやロリ種族をまとめて欲しいという要望がありました。多数の申込がある場合、まずは作品の世界観を下地に分類をし、その中でグルーピングや詳細の分類を行っております(続く)。

『原神』は国、『アークナイツ』は勢力、『ブルーアーカイブ』は勢力・学園（部活）等を大分類とし、その下で元素や部隊、関連性などを中分類とし、さらに分類を行っております(続く)。

頒布物概要で寄せ希望をしているサークルについては上記の分類を踏まえた上で近接するように務めますが、そういう希望が無いサークルを巻き込むことは出来かねますので、基本分類を基準に配置させていただきます。

ソーシャルゲームは単純に一意ではなく、複数の要素が混ざったゲームが増えてきており、100％切り分けることは不可能なので、ひきつづき居心地が良い場所を模索していきたいので、是非アンケートで意見をいただければと思います。

新しい申込が増えたことは大変喜ばしいのですが、それに比例するかのように頒布物概要とサークルカットの記載が甘いものが多くなっております。甘くなりすぎて、頒布物概要が「本」だけであったり、サークルカットが真っ白なものもありました(続く)。

頒布物概要は、ブランド(開発)、作品名、メインとなるキャラクター名を記載ください。その上で、制作予定の頒布物の傾向等を文字で記載する欄です。配置上参考となる情報を配置担当者に伝えるものとなります(続く)。

オンライン申込での注意ですが、基本情報の「頒布物概要」とオンライン申込追加情報項目の「補足説明」は別ものです(続く)。

「頒布物概要」は配置担当者宛てで、一般参加者が目にすることはありません。「補足説明」はWebカタログで公開され、一般参加者宛てのアピールとなります(続く)。

頒布物概要の基本的な書き方については、一言コーナーの冒頭に書かれている「頒布物概要の書き方の案内(パロディジャンル版)」をまず初めに参照ください(続く)。

頒布物概要は皆さんがどのあたりに配置して欲しいかを配置担当者に伝える重要な情報になりますので、ここの記載が甘いと「分類困難」となってしまい、希望の場所に配置されない可能性が高くなってしまいます(続く)。

頒布物概要には、必ず頒布予定の作品名を書いてください。ソーシャルゲームはコラボなどが多岐にわたるため、キャラクター名が記載されているだけでは作品の判別がつかない場合があります(続く)。

頒布物概要に作品名がなくキャラクター名だけが書かれていたり、頒布物概要に作品名がなくサークルカットに書いてあるだけの場合は、元ゲームなのか、コラボ先ゲームなのか判断が付かないため、「分類不能」となります(続く)。

申込書セットに他ジャンルとしてタイトルまで指定してあるもの、頒布物概要とサークルカット内にゲーム名の記載が無いもの、ゲーム名の記載があるものの違うゲームのキャラがカットに描かれている場合も、書類不備とします(続く)。

対象となる作品名以外にも、中心となるキャラ(もしくはカップリング)、形態(漫画、イラスト、小説等)、作品傾向(シリアス、ほのぼの、ギャグ)や、カップリング傾向(BLカプ、男女カプ、百合等)、詳細な記載をお願いします(続く)。

ソーシャルゲームは未成年の方がプレイしている場合もありますので、それらの成年向表現(全年齢向け、成年向け、グロ表現等)の有無についての記載をお願いします。

ジャンル312「ゲーム(ネット・ソーシャル)」の場合、イラスト本等で複数の作品タイトルをまたぐ場合がありますが、その場合は「作品よろず」等、どの複数タイトルを跨いでいることがわかるような記載をお願いします(続く)。

複数タイトルを跨いでいる場合、中心となるタイトルがある場合は『タイトル』中心と記載ください。同列に扱う場合は「作品よろず」と明記した上で申込みください(続く)。

たとえば『ブルーアーカイブ』と『原神』の両方扱う場合、「原神」がメインなら「原神を中心に、ブルーアーカイブなど」と記載を、そうでなければ「作品よろず」と記載して申込ください(続く)。

複数のジャンルを跨ぐ場合、中心となるジャンルには極力近接しますが、「よろず」となるため「よろず」でまとめて配置する事となります。

中心キャラやカップリングの記載は分類をする上で重要です。頒布物概要で登場キャラを単に列挙されても、どこに寄せればよいのかわかりません。作品名だけを記載されている申込については「作品内分類不能」と分類しています(続く)。

「原神イラスト本」とだけ記載されており、サークルカットに「雷電将軍」のイラストのみが記載されている場合、中心キャラなのかオールキャラなのかわからないので、カットで寄せています(続く)。

中心となるキャラがいるのであれば「アークナイツ。アーミヤ中心の漫画」や「アリス・ギア・アイギスの紺堂地衛理の全年齢向けグラビア本」、特定キャラを中心としない内容の場合は「オールキャラ」等の記載をお願いします(続く)。

作品内で特定の区分がある場合は、その区分での記載をお願いします。『ブルーアーカイブ』であれば「連邦生徒会」や「ゲーム開発部」、『プロジェクトセカイ』であれば「25時、ナイトコードで。」や「ニーゴ」などです(続く)。

似たような略称と区別をつけるため具体的な名称でお願いしますが、「ニーゴ」のように検索エンジンでも一意にしか出てこないレベルであれば略称でも問題ありません。

作品傾向(シリアス・ほのぼの・ギャグ)については、作品・タイトル内での並びとして、なるべく似た傾向のサークルがまとまるように配置したいので、可能な限り詳細な記載をお願いします。

「イラスト本」という申込が多いですが、特定のキャラを中心としたもの、特定のグループを中心としたもの、特定の衣装（水着や下着や季節物や和装等）に寄ったもの、成年向けの漫画ではない描写を集めた物などがあるかと思います(続く)。

ただの「イラスト本」は、分類不能と同じ意味ですので、サークルカットに記載されているキャラに寄せます。「サークルカットに記載されているキャラのイラスト的な何か」という分類しかできないからです。

カップリング表記に関するお願いとなります。コミケットでは、原則受け並べをしています。カップリング表記については攻め受けの正確な表記の記載をお願いします。逆カプ並びを防ぐためです(続く)。

記載としては「攻キャラ×受キャラ」や「受けキャラ中心」の記載をお願いします(続く)。

カップリングでない場合は「キャラA・キャラB」や「キャラC＋キャラD」、メインキャラがいる場合は「○○中心」のように記載してください(続く)。

また、多くの作品の多くのキャラクターでの申込があるため、省略表記のみでは担当者と皆さんで作品とキャラの認識に齟齬が出る可能性があります(続く)。

サークルカット上では「45×9」のような省略表記でも問題ありませんが、頒布物概要には「ドルフロの404小隊所属のUMP45×UMP9の百合漫画本。成年向け描写はありません」等正確な作品名とキャラ名での記載を強くお願いします。

作品傾向の記載とは別に、成年向表現の頒布物がある場合は、未成年の参加者と隣接しないように可能な範囲で調整を行っていますので、頒布物概要に「成年向」「18禁」「Ｒ18」等の記載をお願いします(続く)。

成年向表現がない場合においても「全年齢向け」「一般向け」「健全」等の記載をお願いします。これらを元に同じ表記同士をなるべく近くへ配置します(続く)。

成年向表現の有無が記載されていない場合、頒布物概要やサークルカットを総合的に判断し、配置担当者側で成年向側に寄せた配置を行います。

頒布物概要に「なるべくお隣に女性サークル希望」や「男性向サークルと離してください」等、頒布物の内容以外に配置上の希望があれば、併せての記載をお願いします(続く)。

ただ、頒布物の内容に基づく分類の範囲内での調整となりますので、ご希望に添えない場合もありますが、可能な限り頑張ります(続く)。

また「隣が男性向でも気にしません」「女性代表者ですが当日売り子男性のみですので男性サークル扱いでＯＫ」等、ＯＫ系アピールも本当に助かっています。このような情報も可能な範囲でぜひお寄せください。

サークルカットは各種カタログに確実に掲載されるサークル情報としてはほぼ唯一のもので、サークルから参加者への重要なメッセージになっています。そのため、サークルカットは頒布予定物の内容と整合している必要があります(続く)。

頒布物概要とサークルカットの不一致による書類不備が相当数あります。オンライン申込での注意ですが、以前申込時のサークルカットなどで仮登録をし、そのまま更新を忘れて本登録されてしまったケースも多数存在しました(続く)。

サークルカットに記載する作品名や説明文は、頒布物概要の作品名や説明文と原則合わせてください。複数の作品やキャラをサークルカットに記載される場合は、頒布物概要に中心作品や中心キャラを明記するようにしてください。

ソーシャルゲームは半年もたつと新しい作品がリリースされたり、サービスが終了したりする厳しい世界となっております。また、ソーシャルゲームの特徴として、作品を超えてコラボレーションする作品が多数存在します(続く)。

別作品に同じキャラがいたり、似たような傾向の作品があったりする場合もありますので、頒布物概要には「作品名」や「キャラ名」等、明確に作品を特定可能な情報の記載をお願いします。